美容室の2ndホームページは何のために作るのか?

私のサロンでは

 

メインのホームページ

 

とは別に、検索意図ごとに分けた

 

“2ndホームページ(意図特化LP)”

 

を複数用意しています。

 

 

理由は単純である検索語に対していきなり

 

サロン情報(店舗・料金・予約ボタン)

 

を見せても、読者が求める情報と一致しない場合があるからです。

 

たとえば

 

「白髪 染まらない」

 

と検索した方が最初に知りたいのは
サロンの所在地や料金表ではありません。

 

なぜ染まらないのか?

どうすれば改善できるのか?

 

という

 

“原因と対処の情報”

 

です。

 

最初の一画面でそこに答えられなければ離脱が起きます。

 

だからこそ私は

 

「最初に見せるべき情報」

 

を検索意図に合わせて出し分けるために
2ndホームページを運用しています。

 

なぜ「2ndホームページ」が必要なのか?

検索意図を“先頭”に置くためです。

 

検索ユーザーは、ある悩みや目的を言葉にして入力します。

 

 

その瞬間の関心に最短距離で答えられるページを最初に表示できれば、

 

読了率と滞在時間が伸び

 

結果的に予約につながります

 

逆に、意図と異なる情報(店舗紹介・料金一覧・空席情報など)を先に出すと、

 

「いま知りたいことではない」と判断され

 

数秒で離脱されます。

 

例えば店舗の前に大きく料金を
掲示しているサロンをよく見かけます。

 

わかりやすさは大切ですが
最初の接点を価格だけにすると

 

「価格だけで判断して合わなければ来ないでください」

 

と伝えているのと同義になりがちです。

 

中身を理解する前に候補から外され、

 

本来なら相性の良いお客様との出会い

 

を失うことになります。

 

2ndホームページは、価格の前に

 

「価値と理由」

 

を伝えるための装置なのです。

設計の基本:意図別ページ → メインサイトの二段階導線

私は、悩み×原因×対処を一枚で完結させる

 

“意図特化ページ”

 

を入口に置き、そこで不安が解けた方にメインサイト

 

(店舗情報・予約)

 

へ進んでもらう二段階の導線を採用しています。

 

1つ目のページでは、

・症状の言語化

・原因の整理

・対処の選択肢

・工程と所要時間

・想定リスクと回避策

・自宅ケア

 

までを簡潔に示します。

ここで十分に納得いただければ、はじめて

 

・メニュー

・料金

・アクセス

・予約

 

に関する情報を提示します。

 

順序を守るだけで、離脱が減り、予約の質が上がることを実感しています。

 

例:「白髪 染まらない」の検索にどう応えるか

「白髪が染まらない」

という検索の背後には、

 

・染料の残留

・前処理の不足

・選定トーンのミスマッチ

・放置時間や温度管理

・既往履歴(縮毛矯正や黒染め)などの要因が潜んでいます。

 

ですから、最初に提示すべきは原因と対処の地図です。

 

・どの状態だと染まりにくいのか

・その際に避けるべき薬剤や手順は何か

・現実的な着地点(何回に分けるか、色味の折り合い)はどこか

・自宅でできる前準備・後ケアは何か

 

こうした情報を先に示すと、読者は

 

**「このサロンは都合の悪い情報も含めてちゃんと教えてくれる」

 

と感じます。

 

ここまで来てはじめて、当店の

 

・工程

・料金

・予約の案内

 

に移るのが自然です。

 

“できないこと”の明示

“できること”の約束**

 

という順番は、どのテーマでも有効です。

何ページ用意するのか——“3〜5本の核”で十分に回る

2ndホームページを無数に増やす必要はありません。

 

地域や客層に合わせて核となる
3〜5テーマを深く作り込みます。

たとえば

「白髪が染まりにくい/色がすぐ抜ける」

「広がる髪を扱いやすくしたい」

「ブリーチなしの白髪ぼかし」

「縮毛矯正のダメージを最小化したい」

「〇〇駅から徒歩◯分。◯◯公園向かい(アクセス特化)」

 

それぞれの

・ページのタイトル

・見出し

・本文冒頭

 

に、実際に検索される言葉を
自然な形で織り込むことが大切です。

ページの役割は

「予約を取る前に、不安を解く」。

 

安心が先、予約は後という順番を崩さない設計にします。

広告は“意図に合わせて連れてくる”役割

いくら良いページでも

適切な面に連れてこなければ読まれません。

 

私は、検索(Google/Yahoo)を主軸に

・ディスプレイ

・ニュースポータル

・地図

・リマーケティング

など複数の配信先を小さく広くテストし
数字が良い面に深く寄せる運用を続けています。

名称は媒体によって異なりますが、
やっていることは一貫しています。

 

検索面:悩みを言葉にした人を最短導線で拾う

 

ディスプレイ/ニュース面:意図特化ページの要点を再提示(再訪を促す)

地図・ローカル面:位置情報と合わせ、アクセス不安を解消

リマーケティング:読了・滞在の深い人だけに追いかけを限定

 

配信先は命です

 

印象ではなく**CPA(来店1件あたりの広告コスト)**で見比べ、良い面にだけ資源を集中しましょう。

数字の裏付け——“算数”に直すと判断が簡単になる

ここ数年で、私は広告費として約250万円を投じ、
約1,300名の新規を獲得しました。

平均単価18,400円で計算すると

初回売上は概算で約2,392万円(18,400×1,300)。

 

さらに、当店のお客様のLTV(生涯粗利益ベースの目安)を

 

約20万円/人

 

とすると、累計で

 

約2.6億円規模の価値

 

が見込めます

 

実際の数値はサロンごとに異なりますが、ポイントは

 

「広告費→来店→LTV」

 

の線で考える**ことです。

 

この線が引けていれば、広告は“費用”ではなく

 

回収前提の投資

 

になります。

 

逆に線が曖昧なままSNSや紙媒体に時間と費用を割くと、意図と合わない面に表示され、回収できなくなる。

 

ここで差がつきます。

 

経営者の仕事は、新規の仕事を持ち帰ること

なぜ私が新規集客にここまで徹底するのか。

 

理由は明確です。

 

経営者の第一の仕事は、新規の仕事(=新しいお客様)を持ち帰ることだからです。

 

自分がサロンのトップ売上で居続けることや、スタッフに

 

「暇ならモデルを呼んでSNSに投稿しなさい」

 

と言うことが、経営者の役割ではありません。

 

スタッフという花を咲かせるには、水(=新規)を絶やさないこと。

 

新規が安定的に流入すれば、教育の時間を確保でき、現場の雰囲気が穏やかになり、失客が多少あっても吸収できます。

 

「家賃が高くても」

「内装に投資していても」

「借入が多くても」

 

新規が入る限りは立て直せる。

 

これは現場で何度も実感してきた事実です。

 

反対に、新規が途絶えれば

 

どれほど経費を抑えても

やる気のあるスタッフがいても、

 

いずれ息切れします。

 

だからこそ、私は**“新規の水路”を増やし続ける**ために

意図特化の2ndホームページを増設し、テストをやめません。

実装の手順:今日から始める“二段階導線”

まず、最も多い相談・クレーム・質問を3~5個、紙に書き出します。

次に、それぞれのテーマで

 

・原因と対処

・工程と所要時間

・想定リスクと回避策

・自宅ケアと次回の目安

 

を短い文章で整え、1ページずつ独立した意図特化ページを作ります。

写真は工程図と実例を最小限。

 

最初の一画面で

 

「この悩みに答えるページだ」

 

と分かる構成にします。

 

公開後は、検索広告を少額でテストし

・滞在時間

・スクロール率

・問い合わせ率

 

を見ながら見出しと言い回しを調整します。

 

感覚ではなく、数字で良否を決める。

 

数字が良くなったページから
メインサイトへ導線を強めていきます。

 

このサイクルを淡々と回せば、予約は静かに積み上がります。

まとめ:最初に見せるべき情報を、意図に合わせて出す

検索語の背後にある意図に、最初の一画面で答え価格より先に、理由と工程と約束を伝える。

意図特化ページ → メインサイトの二段階で案内する

広告は、配信先を数字(CPA)で選ぶ。

新規は、教育と運営を支える水、止めないために、2ndホームページを増やして“水路”を太くする。

 

2ndホームページは、装飾ではありません。

 

信用のはじまりに置く、最初の一撃です。

 

検索意図に合わせて

 

“最初に見せるべき情報”

 

を差し出せるか。

 

それが、中長期の集客力を静かに分けます。

 

ぜひ参考に

 

ご相談のご案内

・意図特化ページの設計

・コピー

・見出しの作成

・計測の仕組みづくり(CV・CPA・LTVの線引き)

・検索広告の小額テストまで

一連の実装を支援いたします。「最初の一画面」で信頼を生むページを共に整え、安定した新規流入の水路を作りましょう。

 

 

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会社名 株式会社WAVY'S
事業内容 美容室MARTHA
美容室コンサルティング
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ジュエリーブランド
代表取締役 野原 武
所在地 さいたま市南区南浦和3-50-1

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