【聞き方について】
*一斉配信の為、返信不要
前回は
" なぜを5回聞く "
というお話しをしました。
そうゆう話をした上で今度は反対のことを述べますが結論から言えば
" なぜ? "
という聞き方が適切ではありません。
実は
「なぜ?」
には攻撃的なニュアンスが含まれており
なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?
5回も聞けば心理的な
圧迫感を与えてしまうんですね…
ある幼児教育の本には親が幼少期の子供に否定的かつ抑圧的な言葉をかける回数は
"平均で1日100回を超える"
と記載があります。
「〜しなさい」
「〜はダメよ」
の他
" なぜ、こんなことをしたの? "
という聞かれ方はほとんどが子供が悪いことをしたときだそう…
ですので大人であっても
" なぜ "
という言葉をきくと責められることを想定し
"防御壁を築き本当のことを述べない"
ようになります。
カウンセリングは相手の本心を聴くのが目的ですから、これでは困ってしまいますね。
だからこそ
なぜそれをしないんですか?
ではなく
なにかしない理由はありますか?
このように聞いてみるのがオススメです。
【言葉は矢印】
カウンセリングでは対面ではなく
同じ方向に向かって座るのが理想的。
うちの場合も少しお客様よりも
後ろの位置に座ると思います。
これは相手に仮に攻撃的なニュアンスの質問をしたとしても刺さりにくいからです。
・言葉を矢印と考えてみたり
・イラストで見てみると
わかりやすいですね。
よくその人と仲良くなりたいなら
" カウンター席の予約がオススメ "
なんていったりしますね。
これは物理的な距離が近くなるからという理由もありますが両耳で聞くのではなく片耳で聞けるというのも利点だから、また矢印が刺さりにくいからと言えるでしょう。
また人は会話の中に悪気なく
失言(言わない方がいいこと)
妄言(根拠がなくいい加減なこと)
が無意識で入ってしまうものです。
コチラは悪気なくても受け手次第で
"良くも悪くも"
捉え方が変わってしまいますから。
初対面で出会った人同士が
1時間、会話をして相手の
" 2割以上の発言 "
を否定的に捉えてしまうという平均のデーターもあるぐらいです。
いかに悪気のない
攻撃的なニュアンスの言葉を減らせるか?
今回はそんな話でした。
ぜひ参考にしてみてください(^^)