お客様は様々なお悩みを抱えて来店します。
時には解決できない悩みに向き合うケースもあるでしょう。
ですが無理難題とも思えるような悩みに対しても
'' 悩みのサイズを解決できるサイズになるまで分けていく "
ことができれば対応できるケースがほとんどです。
【小さく分けて解決していく】
解決できないと思ったら
" 悩みを分ける "
という考えをもちましょう。
そもそもお悩みに対して
" なんでもかんでも全て解決しようとする "
という考えでなくて大丈夫。
もちろんその気持ちをもつのは素晴らしいのですが私たちは魔法使いではないのでお悩みすべてを1度に解決できません。
例えばよくあるスタッフさんの相談として
" 『クセはなくしたいけどボリュームをおとしたくない』
という方はどう対応したらいいですか? "
というケースがあります。
例えばボリュームを分けるとなった場合、こんな風に考えることができます。
・縦横のボリューム
・奥行きのボリューム
・前髪のボリューム
・結んだ時のボリューム
など
このように分けお客様が
・ボリュームを失いたくないポイント
・クセがとれるならボリュームを失ってもいいポイント
をお伺いします。
このようにしながらお客様の要望とコチラの解決できるコトを
"擦り合わせて希望を一致"
させていくんです。
そうするとお客様も
「ここのボリュームはほしいけどココはいらないかな」
ってなったりします。
またもしこれで一致しないようならさらにサイズを小さくしていきましょう。
例えばボリュームの場合、分けるという考えがないとどうしても
"縦のボリュームのみ"
で解決をしようしてしまいます。
だからこそ行き詰まってしまう。
でもここに横のボリュームという考えまでいれると解決方法は広がっていきます。
左のイラストはワンレングス、
そこにレイヤーまたはグラデーションを入れることでアウトラインの形が変わっているのがわかります。
つまり横のボリュームが上がり
頭頂部がペタンコに感じにくくなっています。
こんなイメージです。
このような考えができると経験による感覚値ですが無理難題そうな要望の9割は解決することができます。
複雑な悩みを抱えたお客様ほど美容室を転々としてる方が多いものです。
だからこそまず分けてあげる。
ぜひ参考に(^^)