【中途採用に関して】

前回テナントのお話しをさせていただきましたがその時に

"  なぜテナントは空いてるのか?それはそこで商売が成り立たなかったから空いている  "

というお話しをさせていただきました。

求人も同じとはいいませんが似たような事が考えられます。

求人して面接にくるスタッフの多くは前サロンを何かしらの理由で辞めてきているわけです。

(もちろん産後明けの方や別の業種をしていた方もいます)

・給与

・お休み

・勤務時間

・業務内容

・etc

辞めてきた理由はいろんな背景があると思いますがとにかく言えるのは

  前よりも現状を良くしたい   "

と思ったから転職をするわけですね。

美容師さんは中途、新卒関係なく、働き始めてから1年続く子が50%〜、3年で80%〜だそうです。

今回はそんなお話しです🤔

【面接で必ずするお話し】

面接で会社のことについてアナタも説明をすると思います。

でも転職するというコトはどうゆうコトか?を説明しているサロンは聞いたコトがありません。

そもそも1度良く考えてほしいのですが今よりも現状を良くしたいと思うなら

"   何かを変える必要    "

がありますよね?

何も変えずに良くなることはないからです。

ということは端的に言えばそれは

"  大変になる  "

可能性があるということが言えるんですね。

【大変=大きく変わることである】

例えば今まで

" 電話しか予約を受けてなかった "

それを

" LINEの予約に変える  "

としましょう。

コレ普通に考えたら

"  便利 "

になりますよね?

電話に5分費やしていたものがLINEで1分ですむ。急に対応する必要がないから施術中でもお客様の手を止めることがない。

しかも店にいる必要がない。

ムダがなくなり時間も短くなり生産性も向上する。だからラクになる

思うじゃないですか?

そんなことないんです、コレ大変じゃないかというと実は本人からしたら

"  大変  "

だったりするんですね。

人が1番楽なことって何か?

"  変わらないこと  "

なんです。

その逆で人が辛いことって何か?

  変わること "

なんですね。

人間は本能的に変化を嫌がる生き物。

例えどんなに料理上手でもキッチンが変われば大変になる

いくら便利になるとは言えやり方が変わればその人にとっては最初は"  大変  "に感じてしまうコトがあるんですね。以下はその例です。

電話予約が9割 →

ウチはライン予約が9割

お金を銀行で用意していた →

ウチはポケットマネー

練習をしなくてはならない →

ウチは月1回コラムを読む

レジ合わせをしていた →

ウチは自分で財布を管理

DMをきてくれた人に送ってた→

ウチはラインでテンプレを送る

買い出しはスーパーで →

ウチはネット通販

施術中、電話でなくてはならない →

電話が来たらスルー、あとでかける

ねっ?

便利になるけど大変でしょう笑

だからアナタがスタッフを面接する時にはいくら雇用環境/働く環境が良くなるとしても

"  変わるということはどうゆうことか? "

を伝えといた方がいいと思います。

みなさん使いやすいボールペンとかありません?

「これしっくりくるんだよな」

とか

「なんか書きずらいなぁコレ」

でも

"  ボールペン1本でさえ "

どんなに便利でも変わるとちょっと大変なんです。

職場を変えれば道具も変わるわけだから最初は大変に決まってるんですね。

 

 

実際の事例で言いましょう。

うちのサロンに来る際に美容室を3店舗変わってきている子がいました。

しかもすべて半年すら続いておらず期間が短い。

辞めた理由をヅケヅケと聞きませんでしたが3店舗変わっていることについて質問をいくつかさせていただきました。

そうすると彼女はウチなら負担なく続けれると思ったからと正直に言ってくれました。

こうゆう子はウチに入っても辞める可能性があります。

だからこそ本人に気づかせてあげなくてはならない。

『転職すると最初は大変ですよ』

って。

こうやって説明するとより信頼をしてウチに入社を決意してくれるんですね。

結果、この方は給与30万以上をとりつつ週休2〜3日で正社員として働いてくださってます。

さて誤解しないでほしいのはこう述べると

"  最初大変なのはどこも同じ  "

と聞こえるかもしれません。

確かにどの職業、職場でもそうかもしれませんね。

ただボクはスタッフやオーナーを導いていく際にあるコトを意識しているんです。

それを説明しましょう。

【いきなり真水に入れない】

温泉で例えましょう♨️

アナタの体温が36度だとします。

お風呂で例えるならまずは35度のお湯に浸かってもらう。

それから徐々に温度を下げていきます。

34

33

32

31

20

と慣らしていきます。

いきなり

36→20

の水中に入れるべきではないんです。

なぜか?

慣れないからです。

慣れる=たびたび経験して何とも感じなくなる

という意味です。

いきなり、ものすごい冷たい(辛い)想いをしてしまうともう2度と水中(サロン)に戻りたくなくなります。

結果、離れていってしまう…

つまり離職につながります。

 

 

1年内での離職率が50%

ただコレは別の視点で考えれば

" 1年続けばその後は続く可能性が高い "

とも言えます。

だからこそ必要なことは、

小変

ちょっとずつ変えていく…コレがスタッフを続かせるポイントなんですね。

【人を変えれない理由とは】

多くの経営者さんは人を変えるなんてできないよって言われます。

ボクはわりとそんなことはなく

簡単に変えれると思ってるんですね。

よく

「スタッフが言うこと聞かなくて」

「スタッフが思うように動かない」

こう言った相談も受けますがまず1つお伝えさせてくださいね🧐

「そもそもアナタも自分のこと、思うように動かせてませんよね?笑」

だからまずは自分で動けるようするコトがスタートだと思うんです🙋

その上で人をどう変えていくかですがポイントはその子の見る角度を変えていくことです。

 

 

オーナーが指示しても思うように動いてくれないのはこの分度器のようにみてる角度が相対するからです。

人は納得してることしか基本動きませんし指示に従いません。

アナタもそうですよね?

「納得いかねぇな、あいつの言うことなんて聞くかよ💢」

ってなりません?

逆に

"  その人と同じ角度から見れるとその人のいうコトを納得してすんなり聞く  "

んです。

言われた本人も理不尽だなとか、ムダなとか思わずストレスなく聞ける…

コレすごい重要ですから。

こうやってボクは人を動かし変えていっています。

上記のコラムの量みてください、139記事溜まってます。

コレをスタッフに月数回、配信するだけ。

それだけでスタッフの理解度があがり勝手に成長して更にボクの味方になってくれて1流スタイリストになります。

そしてボクがかける言葉は

基本的に感謝の言葉だけ。

ぜひ参考にしてくださいね^_^

 

 

 

 

 

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