つい先日うちのポストに上記の手紙が入っていました。

内容は管理会社からの

「インボイス登録解除通知」

だったんです。

私(えっ?? こんなのアリ?)

これが正直な気持ちでした。

 

と言うことで今回はボクの実体験として
美容室オーナーが知っておくべき

”こういうケースの対処法”

を公開していきたいと思います。

ついに物価高の影響が賃料にも

美容室を経営していると、毎月必ず
発生する大きな固定費「テナント賃料」。

2025年現在って
ものすごい物価高ですよね?

都内の不動産の価格もめちゃくちゃ
上がっているそうです。

 

そんな中、うちに来た

「インボイス登録を解除します」

という通知。

 

私の手元にある物件の管理会社から
次のような通知が届きました。

 

「物価高騰などにより、弊社はインボイス制度の登録を解除することにいたしました。」

正直、見た瞬間に

「はい???」

と思った人も少なくないはずです。

 

そもそもインボイス登録解除とは何か?

 

わかりますでしょうか?

 

インボイス制度とは

「適格請求書発行事業者のみ」が発行できる請求書を使うと、
支払った側(あなた)が消費税の控除を受けられる制度。

 

 

う〜ん訳わからない

 

と言うあなたのために超簡単に言うと

 

“取引の際の消費税を

アナタとワタシで

 

どっちが負担するの?

 

をハッキリさせる制度なんです。

 

なので今回のケースだと本当は
管理会社側が消費税を負担するはず

(これ割と当たり前)

なのに

 

ボクに負担しろ

 

っていう依頼を出されたと言う訳です。

 

なので当然ウチとしては負担が
増えることになる訳ですね・・・

 

さてここで

インボイスあるの会社

インボイスなしの会社

の違いを見てみましょう。

 

 

インボイスありの業者(登録業者)

・消費税を請求できる

・それを国に納める

・相手は消費税の控除ができる

→ 取引がスムーズ

 

インボイスなしの業者(未登録業者)

・消費税を「請求しても良いけど」、相手は控除できない

・相手の税負担が増える

よって取引が不利になる

結果的に値下げ要請される、仕事が減る

 

 

管理会社の“インボイス解除”は合法だが

まず前提として基本的に賃料の

 

インボイス登録を解除すること自体

 

は違法ではありません。(制度は任意)

 

違法じゃないんですが普通の
管理会社はまずやりません。

 

ボク自身も他にも店舗で借りている
テナントありますが、このケースだけですもん。

 

なので相当グレーな管理会社だと
思っていいと思います。

 

また管理会社がインボイス解除するということは

・お金

・管理体制

・経営状況

に何らかの問題がある可能性が高いです。

普通の企業なら絶対にしないんですよ。

 

じゃあなんでそれでも
インボイスを解除するのか?

 

実はこれ通知の紙にも解除する理由が

「物価高騰のため」

って書いてあるんですが多分ほぼ言い訳です。

 

実際の理由としては

 

・消費税を納めたくない

・経営状況が苦しい

 

どっちかです。

 

だからこそ通知を受け取った側としては

「この物件、大丈夫なのか?」

という視点も持つべきなんですね。

 

インボイス解除によって美容室が受ける損失

具体的にどれくらいマイナスになるのか。

ここは数値でご説明していきましょう。

 

仮に家賃200,000円の賃料とした場合。

 

・本体 181,818円

・消費税 18,182円

 

仮にこうゆう数字だとしますよね?

 

そうなると今までは

 

18,182円

 

が毎月控除できていた。

 

しかし解除されると毎月18,182円を
丸々負担しなければならず年間では

 

218,184円の損失

 

になります。

 

家賃が30万・40万の
美容室ならもっと上がります。

 

だからこそ解除されたら
マイナスが大きいんですね。

 

管理会社から解除通知が来た時の正しい対処法

さて一見すると相手の要望を受け入れないとダメなような気がしますよね。

私たちサイドは借りる立場。

 

だからこそ向こうのほうが
権限が強いと思いがち。

 

でもそんなことないんです。

 

堂々と

 

家賃減額の交渉

 

を行なってください。

 

これは当然の権利。

ちなみになんか因縁つけられて
テナントでてけとか言われない?

 

って思ったりすると思うがこれは大丈夫。

 

・法律

・慣習

・実務

 

の全部から見ても何進して交渉して大丈夫なんです。

 

なぜなら実はテナントの賃貸って

 

借主側が圧倒的に強い

 

からなんです。

 

商業テナントは借主保護が超強い(民法+借地借家法)

事業用でも住居用でも

オーナー側は理由なく

 

「出てけ」

 

とは絶対に言えません。

 

これは法律でハッキリ決まっていて

「正当事由(しょうとうじゆう)」

がないと更新拒絶も解約もできないなんです。

 

 

正当事由の例

・建物が老朽化して危険

・家賃の長期滞納

・物件を破壊した

・近所に迷惑行為

・契約違反の営業

・風俗等の違法営業

・反社関係

 

などです。

 

普通はないですよね?

 

なので

“インボイスのことで交渉されたから”

では正当事由に一切該当しないんです。

 

なので

「出ていけ」

はほぼ100%無理だと思ってください。。

 

管理会社はテナントに抜けられたら困る

管理会社側の本音としてやはり

テナントが抜けると空室リスク

があるんですね。

その他にも

 

・仲介手数料がなくなる

・管理料が消える

・募集コストがかかる

 

つまり

「出てけ」

なんて絶対言いたくない立場。

 

特に問題を起こしてない住居人に対してなら尚更です。

 

また多分ですが

向こうも交渉ありき

でこの通知を送ってるんですよ。

なので感情としては

(インボイス解除しても何も言われなかったらラッキー)

ぐらいに思っていて交渉されたら

「まぁしゃーない」

ぐらいの感覚なのでそこは
覚えておきましょう。

 

また管理会社は毎日のように

 

 

・インボイス番号の確認

・家賃の値下げ交渉

・契約内容の見直し

・管理費についての質問

・更新料の交渉

 

などを処理していてぶっちゃけ慣れてるんです。

 

質問しただけで嫌われるとかあり得ないし

 

交渉しないだけ損

 

だと思ってください。

 

むしろ管理会社のほうが

 

“すいません…”

 

となる可能性のほうが高いです。

 

実際の交渉文章

 

こちらが実際にぼくが
管理会社に送った手紙の内容です。

 

 

美容室経営において、

物件・管理会社の質や家賃は

スタッフ以上に重要です。

 

 

インボイス解除は、

表面的には

 

「ただの手続き変更」

 

に見えるかもしれません。

 

しかし実際は、

毎年20万〜50万円の損失

になります。

美容室オーナーにとっては
重大な経営リスクです。

だからこそ、

 

・通知が来た瞬間にすぐ行動

・値下げ交渉は正当な権利

・解除開始月を必ず確認

 

この3つを必ず覚えておきましょう。

 

インボイス制度は複雑ですが、

正しい知識があれば大きな損失を避けらます。

また今回のようなケースでも
冷静に対処できます。

美容室の経営は、

 

「知っているかどうか」

 

だけで大きく結果が変わる世界。

 

今回の内容が、

 

同じように店舗経営している
オーナーの助けになれば幸いです。

 

おすすめの記事