
政策金融公庫
「創業手引き」
によると開業の平均費用は940万。
平均という言葉は便利ですが、
事業において必ずしも最適解ではありません。
とくに初期投資が重い店舗ビジネスでは
平均通りにお金をかけるほど
リスクが跳ね上がります。
だからこそ私は最初から
“ 勝てる規模 ”
まで思い切って小さくすること
をおすすめします。
ムリしてリスクをとる必要はない。
怖いと感じる感覚はむしろ正常でその恐怖を
「設計」
に反映させればよいだけです。
今回は実例も含めて最小規模の独立を
語っていきたいと思います。
最小規模で勝ちにいく独立戦略

『独立に自信がないわ』
『1000万の借金は怖い』
こう恐怖を感じることは
悪いことではありません。
怖いならアナタなりの
「安心感のあるやり方」
を探せばいいんです。
こうゆうと
「では3席ぐらいで!」
とリスクを抑えたような
言い方される方多いんですがNG
そうゆう方は
・5坪
・1席
までリスクを下げるべきなんです。
私が現場で見てきた失敗パターンの多くは
3〜5席のいわゆる“普通サイズ”での出店です。
理由は単純で席数が増えるほど
固定費が跳ね上がるのに
席の稼働率は出店直後ほど上がらない
からです。
仮に3席で計画したとしましょう。
日商を席数で割って1席あたりの
売上を積み上げるような試算をしがちですが、
オープン1〜3か月は稼働が20〜40%
にとどまることが珍しくありません。
ここで
・家賃
・人件費
・リース料
・水道光熱費
がのしかかれば手元資金はみるみる
痩せ意思決定は守りになります。
だからボクは
「迷うなら5坪・1席」
でよいとお伝えします。
大げさに聞こえるかもしれませんが
満席のサロンが街にどれだけあるか?
を冷静に眺めれば、答えは自明です。
最大の利点は損益分岐点の低さ
例えばうちは単価18,400円です。
1日の施術数を2〜3名と仮定しても、
・家賃
・通信費
・材料費
・消耗品
を合わせた月間固定費が軽ければ
十分に黒字を作れます。
席が1つなら
・清掃
・段取り
・移動動線
も極端に短くなり1人オペレーションでも体力を消耗しにくい。
さらに内装・設備を必要最小限にできるため
金利1〜2%台の借入であっても月次返済は穏やかに。
つまりキャッシュが厚く保てます。

実例を挙げます。
↑ボクの元でオープンしてもらった
オーナーさんの図面。
ボクが
「このエリアは難しいので最小規模で望むべきです」
と説得までして出店してもらってます。
エリアの集客難度をデータで示し最終的に鏡を
挟んで2席がやっと入る極小レイアウトに絞りました。
極狭物件ですが良いんです。
テストを必ずすること
オープンしてから広告を考えるのでは遅いです。
なので内装契約前に
小さなテストを3本走らせます。
検索需要の確認(キーワード×地域)
「髪質改善 ◯◯駅」
「縮毛矯正 ダメージ少ない ◯◯市」
などで検索結果と競合強度を調べます。
競合が強いなら、メニュー名の言い換えや
症状ワードでズラします。
無料のLP(ノーコードOK)に
“強み・料金・ビフォーアフター・FAQ”
を1枚で作成。
仮オファー
(先行カウンセリング・モニター3枠など)
で反応を見る。
小額広告 or ポスティング少量
予算は3,000〜5,000円単位で十分。
1件の問い合わせ=何円か?
を把握するのが目的です。
これで反応ゼロなら
コピーか訴求を即日差し替え。
“当たるまで回す”
のがポイントです。
テストの結果次第で
・「1席で十分か」
・「2席に拡張余地を作るか」
を決めます。
実際僕がサポートしたオーナーさんも
「集客テストを事前にします」
と伝えてテストをしました。
もしテストで手応えが薄いなら、
・躊躇なく立地
・訴求
・単価
のいずれかを見直す予定でした。
家賃が発生する前に現実を知る。
この一手で、失敗確率は劇的に下がりますから。
ちなみにテストをした上で
・サロンをできる限りミニマムに
・補助金で負担を限りなく減らし
・固定費の家賃を限りなく抑える
↑ここまでして独立してもらいました。
コレほど失敗リスクを
抑えた方法はありません。
経費を
削って
削って
削って
削って
削って
"単価18400円で最大の利益を取る"
こんな負けない戦いをしています。
開業直後の雇用は避けること

稀にいらっしゃるのですが
OPEN当初から雇用は絶対NGです。
大手じゃないんだから
ほんとうに危険ですよ。
まずは自分1人が食べれるように…
最初から人件費を固定化するのは
倒産リスクの最短ルート
です。
人を入れれば売上が伸びるというのは願望にすぎません。
“ 需要があふれている ”
事実を作りそこに人を足すのです。
最初はオーナー1人で売上を作る
→
自分が満席に近づくまで運転
→
断客が出始めたら1名採用(アシスタント/ジュニアでも可)
→
そのスタッフが月売上80万円を超えたら、次の採用に着手
→
断るお客様が増える
→
また採用
→
溢れた需要を、改装で2席化 or 近隣の小区画でサテライト出店で受け止める
こんなイメージです。
「売上の山」
を確認してから固定費を増やす。
これが堅実に積み上がるサロンの共通点です。
「最小で出しても本当にやっていけるのか」と不安になる方へ。
内装や什器についても最初は
「なくても回る」
仕様から入るべきです。
見栄えに投資するのは
売上とキャッシュ
が積み上がったあとで構いません。
紙コップ一つ、タオル一枚に至るまで
“売上との相関”
で判断するクセをつける。
細部の集積が月末の
現金残高を大きく左右します。
まとめ
最後に独立における
“ 心の設計 ”
に触れておきます。
大きく出すことは快感を伴います。
・広い内装
・立派なインテリア
・豪華なチェア
――どれも夢をくすぐります。
しかし、夢は売上が安定してからいくらでも回収できます。
最初の半年は
「生き延びること」
「学びを早く回すこと」
「お客様の声を最短距離で施策に反映すること」
だけに集中してください。
小さく始めれば失敗は小さく、
やり直しは早く学習は濃くなります。
・平均940万円という数字を鵜呑みにせず、5坪・1席からでも十分に成立させる設計にする。
・オープン前に集客テストを行い予約の手応えを確認してから箱に投資する。
・開業直後の雇用は避け、満席化→スタッフが月80万円到達→次の採用、の順でスケールさせる。
これが無理なく続く
“負けない戦い方”
です。
最小規模で確実に勝ちグセをつけていきましょう。
怖さは悪いことではありません。
怖さを
“設計で管理”
することこそ失敗確率を最小にする近道です。
ぼくの方では
下記を一括でご支援しています。
・開業計画・損益設計(損益分岐・価格設定・キャッシュフロー)
・集客基盤の構築(ホームページ制作・SEO・検索広告の小額テスト)
・体験設計とメニュー設計(カウンセリング・保証・次回予約導線)
・補助金活用の方向付け
ミニマムで始め、着実に単価18,400円クラスを実現する設計を一緒に作りましょう。
まずはお気軽にご相談ください。
美容室MARTHAを与野でOPEN 人通りのない場所に看板もださず その後、店舗展開 今では全国に10店舗以上展開するグループへ これまでの経験と知識を生かしアナタのサロン成功のために、 満席サロンを作るプランをご提案します。 ご希望の方はまずは無料相談へとお進みください。 

OPENしわずか1年半で予約満席。
会社名
株式会社WAVY'S
事業内容
美容室MARTHA
美容室コンサルティング
集客マーケティング
ジュエリーブランド
代表取締役
野原 武
所在地
さいたま市南区南浦和3-50-1